ニキビは何で出来るの??

IPL(ニキビケア)

ニキビができる原因は??


 

ニキビの原因はさまざまですが、大きな要因は次の3つです。

  1. 毛穴の閉塞
  2. 皮脂の過剰な分泌
  3. 「アクネ菌」というニキビの元となる菌の増殖

肌は、約28日のサイクルで角質がはがれおちて新しい皮膚細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合、毛穴の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まってしまいます。
そうすると、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」が過剰に増殖し、炎症を起こして発疹ができる、つまりニキビとなります。
角質の肥厚のみならず、皮脂が過剰に分泌しすぎると、やはり毛穴を塞いでしまいます。

特に思春期に増加する男性ホルモン「アンドロゲン」には皮脂の分泌を高める性質があります。思春期にニキビの発生が多いのは、この影響と考えられます。
また、もともと脂性肌であったり、糖分・油分の多い食生活やストレスの増加などもホルモン分泌の異常や皮脂分泌の促進につながり、ニキビの発生、悪化の原因となってしまいます。

 

 


肌質別のニキビの原因


脂性肌の場合は、一般的に肌が厚めで、毛穴が広がりやすく、皮脂によるテカりが目立ち、くすんでいる、といった特徴があります。このように見えるのは、皮脂が過剰に分泌されていることが原因で、毛穴の黒ずみやニキビができやすくなります。

混合肌の場合、Tゾーンを中心とする、額や鼻やあごにニキビが出やすくなります。それ以外の顔の部位や体には特に問題がなかったり、あるいは乾燥しがちだったりします。「肌の表面はしっとりしているのに、肌内部の水分が不足している状態」のインナードライ肌の場合も、混合肌と同じく、水分量が足りなくて乾燥している部分があるのに、Tゾーンなど部分的に脂っぽさを感じるのが特徴でニキビができることがあります。

 

また、皮脂分泌が少ないからニキビと無縁と思われがちな乾燥肌の場合も注意が必要です。新陳代謝が滞ることや乾燥による角質肥厚により、毛穴詰まりが起こり、ニキビができてしまうことがあります。